昭和31年創業より物作り一筋に専心して参りましたが、 その間製作部品は色々と変わり、工作機械も汎用からNCへと変わっていく中で 要求精度も厳しくなって参りました。
そんな折、工作機械の精度が1番狂いやすいのは ?主軸精度?摺動面の平行・直角ではないかと思い、 自社の工作機械の主軸精度を維持するために 20年前からセルフ研磨機を製作し修理していました。
すると、知り合いの会社等から自社の機械の主軸修理の要請をいただく様になり、 なぜこのような話が増えたのか調べてみると、 マシニングセンター等の工作機械は自動で頻繁に工具交換を行うこと、 昔と違って、ネジで工具を締めるのではなく、プルボルトを皿バネで締めるため 重切削等で工具がガタついたりし主軸が痛みやすいのではないかと思い、 この仕事を行うことになりました。
最近ではセルフ研磨の依頼も年間200台前後となり、この事業に力を入れるべく セルフ研磨機も12台体制とし、タイ国でも展開しております。
現在もセルフ研磨から派生し、主軸の引取研磨事業やツールホルダーのテーパークリーニング事業を開始しておりますが、今後はこの事業をさらに発展させ、工作機械全般の修理が行えるよう準備中でございますので、 セルフ研磨以外にも何かございましたらお申し付け下さい。
代表取締役社長 向井雅文